リリーの異変
今、思えば、色んなサインを出していたのかも知れない。
言葉が交わせない分、もっともっとキチンと考えてあげれば良かった。
去年の冬、後ろ足を痛がるようになった。
しかし、食欲もあるし、元気だし、段差さえ気をつけてれば普段と何も変わらない。
でも、痛がるので病院へ行き、痛み止めを処方しながら、セカンドオピニオンで使われる、高度二次医療センターへの予約を取ることになった。
膝だけだったので、整形外科で診療してもらうことになった。
2017時11月20日 ネオベッツVRセンターへ。
ここは通ってる動物病院の先生、お墨付きの名医揃い。
評判を見ると確かに凄いみたいだが、比例して値段も凄い…
ここで何か分かるなら!痛みを取り除けるなら!と、連れて行った結果、MRI撮る程のものではなく、エコーと血液検査とレントゲン。
結果、原因不明の炎症…
え?全然評判と違うやん!
どうやら、イタグレと言う犬種には疑われない怪我の名前の可能性しかなく、しかも、そこまで酷くない。と言われ、膝が少し炎症してます。原因を調べるならCTですが、イタグレには起こらないものなので、あまりオススメしません。と、消化不良で帰ってきた。
今思えばこれがリリー自身が思う違和感だったのかもしれない。
結局、原因が分からないまま、自分が通ってる鍼灸の先生に相談したら「それ捻挫やで!」
と。
ダメ元で連れて行ったら、一瞬で治してくれ、リリーは痛がる前より元気になった。
なので飼い主、元気に走り回るリリーに全く違和感を感じなくなり数ヶ月。
最近よく、お腹がキュルキュル、弱くなってきたな。シニアに入った途端にお腹も弱くなるんかな?
…と、我が家は多頭なので、誰が急にお腹を壊してもいいように、病院で整腸剤を容器でもらってるので、それで様子を見ていた。
幸い、嘔吐もなく、整腸剤も効くから平和な日常を送る。
見えない悪魔が侵略してる事も誰も何も知らずにいた。
2018年4月 再び後ろ足を庇う仕草が始まり、念の為、痛み止めと、病院と、また鍼灸の先生(笑)
今度は前足が軽い捻挫で、また鍼灸の先生が1発で治してくれた。
リリーは西洋医学と東洋医学を操る男になった。
見えない悪魔は、この頃既にリリーに悪さをしていた。
前回の捻挫の時はビックリするくらい回復したのに、1ヶ月後、またリリーの動きがおかしくなった。
右後ろ足をしつように噛むようになって、腫れてしまった。
ソファーにも飛び上がる事はせず、幸いにもデカイ為、長い脚を使ってソファーに上がる。
これは鍼灸の先生案件ではなさそうなので、いつもの病院へ。
ステロイドが入った痛み止めを処方。
その時から、リリーの動きに違和感を感じ疑い出したのが脳腫瘍。
私にしたら会話出来るし、目見えてるし、脳腫瘍なわけないわ!元気やもん!なのである。
ここまでのリリーに足の腫れと段差の上り下り以外の違和感は全く感じなかった。
先生はもう一度、センターでちゃんと診てもらおう!と言ったが、なにせ去年の中途半端な件があったので、うーん。状態だが、神経やったら怖いから!と言う説明で納得し、今回は神経科で予約を入れた。
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