心が付いていかない
リリーは脊髄腫瘍でした。
残念ながら手術が出来る場所ではなく、更にタチの悪いことに、この場所に出来る腫瘍は、良性でも骨を溶かし悪さをすると言う事でした。
完治する事もないだろうとも…
なので痛み止めで回避させて、腫瘍の種類がわかり次第、出来る治療をしていきましょう。と言う事になった。
4頭いてるからって、飼い主として何か手を抜いた訳じゃないつもり。
毎年の健康診断でも、血液検査でも、レントゲンにも異常なしで8年間。
脊髄腫瘍はCTを撮って初めて発見される場所なんです。
不幸中の幸いと言うのか、今のところ転移もなく、また転移もしにくい場所らしい。
生きてる以上、人間でも動物でも別れはある。
それは絶対に逃げられない運命で、それも含めての関係なんだ。
でも、受け入れられないよ…
だって、だって、こんなに元気やもん!
涙が止まらなかった。
家に帰っても、翌日も泣いた。
身体の水分無くなるくらい泣いた。
ミニピンが甘えに来て気付いた。
あぁ、うちにはリリー以外の子もいるんや、この子達を蔑ろにする理由なんてない。
リリーはご飯の催促!
なんや、1番弱いのは誰でもなく私やん。
こんな可愛い子の中に憎たらしい悪者が潜んでるなんて許さん!
だんだん開き直ってきたぞ。
だって、私が泣いてる間でもリリーは病気と戦ってるんやもん!
一緒にとことん戦ってやるぜ相棒!
そして請求書を見て違う意味でまた泣いた。
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